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ホームステージングで家は早く売れる?メリットは?費用はどれくらい?

 

一軒家やマンションの購入希望者は、「現地見学(内覧)の最初の10秒以内で気に入るかどうかが決まる」ということはご存知でしょうか。

これから一軒家・マンションを売ろうとしている方は、購入希望者の内覧時での第一印象がいかに大切かを意識しておくかしないかで、売却活動の成果は大きく変わってきます。

ですが、「どうやって第一印象を良くするのか」について今一つイメージが付かない…という方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、一軒家・マンションを売却する際に、欧米ではかなり以前から当たり前のように実施されていて、国内でも段々と注目されつつある「ホームステージング」の手法について、紹介していきたいと思います。

ホームステージングとは?

ホームステージングとは、簡単に説明すると「売却予定の一軒家・マンションに、モデルルームのようなインテリア家具を設置して家の魅せ方を高めるサービス」です。

言葉だけだとイメージが付きにくいかもしれませんので、実際にホームステージングを加工した物件のBefore─Afterの画像を用意しましたので、ご覧ください。

【Before】ホームステージング実施前の写真

【After】ホームステージング実施後の写真

出展:ホームステージングジャパン株式会社

いかがでしょうか。

パッと見た時の最初の印象は、BeforeとAfterで大きく変わってくるのではないでしょうか。

人は、世の中にある多くの情報から、自分にとってメリットのある・有益なものかどうかの判断の多くを、「第一印象」で行うといわれています。

つまり、どんなに良いモノ・サービスであったとしても、第一印象が良くなければ、最初の評価を変えることが中々できない、ということですね。

つまり、ホームステージングは、人が住処を購入するときの評価として重要視する「第一印象」を限りなく向上させるための施策なのです。

実際にホームステージングをしたときの効果は?

一般的にホームステージングを行うメリットは以下の2点があるといわれています。

・販売価格が希望額で決定されやすい。(相場と同等、もしくは相場以上の価格で取引されやすい
・販売期間の短縮が見込める。(購入検討者が、購入の判断を下しやすくなる)

 

実際にどれだけの効果が出たか──というのは、国内ではまだ有効な調査レポートはそれほど多く出ていないようですが、ホームステージングが盛んなアメリカでは、「ホームステージングを実施したことによって、希望価格より6%以上高く売れた」という調査データもあります。

6%というと、仮に4,000万円の物件でしたら価格にして240万円。かなり大きな金額ですね。

ホームステージングの歴史

「ホームステージング」がいつ頃からサービスとして実施されているのかというと、古くはアメリカで1970年代に不動産売却サポートの一環としてサービスが開始されました。

今から約40年前──結構以前からあるサービスということですね。

現在アメリカでは、高価格帯の中古物件を売却するときは、このホームステージングをするのが「当たり前」と言われており、かなり普及したサービスとして認知されています。

ヨーロッパやオーストラリアでも、ホームステージングの実施は盛んになりつつあり、一般の人々にも認知されつつあるようです。

本家のアメリカでは、ホームステージングの専門会社が数百社もあり、「ホームステージャー」と呼ばれる専門職の方々も存在します。

日本では、まだそこまで認知されているサービスではありませんが、国内でいくつかホームステージングの専門会社が立ち上がったり、また不動産会社によっては「ホームステージングの相談受付」を開始したりと、これから普及が広まっていく兆候が出ています。

ホームステージングのメリット・デメリット

続いては、一度ホームステージングのメリットと、逆にデメリットがあるとしたらどんな点が挙げられるかを見ていきましょう。

ホームステージングのメリット

「ホームステージングをしたときの効果」でも軽く触れましたが、ホームステージングを実施することのメリットは大きく以下の3つがあります。

・購入検討者の、物件に対する第一印象を限りなく高めることができる
・売却価格を、売却者の希望もしくは希望額以上で確定できる見込みを高められる。
・売却期間を短縮できる。

 

一軒家やマンションを売買するときに、購入検討者は大体3~5件の物件を見学(内覧)すると言われています。

内覧時にはある程度条件に合致する物件に絞り込んでいますので、そこから先重要となってくるのは、「どれだけその物件を気に入るか」という点になります。

つまり、上記3つのポイントの一つ目、「内覧時の第一印象を高められる」というのは、他のライバル物件に大きく差をつけられる武器として活用できるのです。

また、購入予定者が物件に対して高い満足度を持つと、その後の価格交渉や条件提示の話し合いも少なくなり、結果として売却期間を短縮できます。

購入対象が高額になればなるほど、購入者は迷い、不安になります(当然ですよね)。

その迷いや不安を払しょくする為の「満足感」を提供していく上で、ホームステージングはひとつの有効な施策である、ということですね。

国内でホームステージングをいち早く導入した「野村不動産アーバンネット株式会社」では、2015年の実績のプレスリリースにて、以下のコメントを残し、国内不動産業界でも話題となりました。

“ホームステージング実施物件は、未実施の物件に比べて、売買契約の成約率が約1.5倍、販売活動開始から
売買契約までの期間が約2割短縮されました。(専属専任・専任媒介契約物件での比較。2015年度当社実績。)”

参照:「野村不動産アーバンネット株式会社 プレスリリース」(PDF)

ホームステージングのデメリット

反面、ホームステージングにどんなデメリットがあるかについても見ていきましょう。

・ホームステージングを実施するための費用が発生する
・まだ国内では実施事業者も多くないため、きちんと選ばないと実績・経験の少ない事業者数に当たってしまう可能性がある。
・ホームステージングを実施するための「企画」、「インテリア設置」等の期間を要する。
・居住中の物件の場合、現在の家具の一部を整理(場合によっては処分)して進めていく必要がある。

 

最初に挙げた「ホームステージングを実施するための費用」については、次の章で詳しく述べていくとして、2つ目の「どの事業者に依頼するか」というのは大きな課題と言えそうです。

売却にて、ある程度期間のゆとりを持って進められるということでしたら、以下の「ホームステージング専門会社」に一度相談をすることが確実です。

 

ホームステージングの専門会社

株式会社ホームステージング・ジャパン
株式会社ステージングサービス

 

「不動産の売買は今回が初めて」であったり、「売買期間にあまりゆとりがない(急いで売却する必要がある)」という方は、「不動産一括査定サイト」を利用しつつ、売買の仲介と合わせてホームステージングサービスを実施してくれる不動産会社をいくつかピックアップし、その中から実績・経験面で信頼できる不動産会社を選んでいくと良いでしょう。

「ホームステージングは売却時に不動産会社に相談しよう」を合わせてご覧ください。

ホームステージングの費用の相場は?

さて、ここまでホームステージングの概要とメリット、デメリットについて説明してきましたが、「ホームステージングの費用の相場がどれくらいか」についても気になるところですよね。

前述したホームステージングの専門会社の、株式会社ホームステージング・ジャパン、株式会社ステージングサービスではそれぞれHP上で価格について以下のように述べています。

 

株式会社ホームステージング・ジャパンのHPから抜粋

“片づけ~清掃~コーディネート~家具・小物のレンタル~搬入・撤去までフルパッケージの場合、物件販売価格の1~2%程度となるでしょう。(物件の状態やお持ちの家具の利用などで前後します)

物件価格を引き下げる未満で行えるようにすることがベストです。

また、マンションや一般的な戸建などはLDKだけでも十分効果があります

その場合は、現地調査~コーディネート~家具レンタル費~設置・撤去費~写真撮影まで含めても20~35万円程度で実施可能です。(広さや間取りにより異なります。)“

 

株式会社ステージングサービスのHPから抜粋

“ 基本料(配送・設置費 回収・撤去費 コーディネート費 その他諸経費)40,000円(目安)

月々のレンタル料(例:ソファ1個、スタンドライト1個、ダイニングテーブル1個等)22,000円(目安)

上記条件で、2か月間で売却が決まった場合、84,000円(目安)
※レンタル料は、レンタルする内容によって変わってきます。“

 

上記の記述から、ホームステージングにかかる費用は、ライトに済ませる場合は数万、しっかり対応する場合は10万~30万くらいの費用が発生するということが見込まれます

コストだけ見ると、「結構かかるな」という印象を持たれるかもしれませんが、前述の「ホームステージングのメリット」内容を見たうえでだと、相応に費用対効果を見込める価格設定と言えるのではないでしょうか。

ホームステージングを実施することによって期待する物件販売価格の上限値と照らし合わせて、実施の判断をしていくと良いでしょう。

ホームステージングをするタイミングはいつ?

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続いては、「ホームステージングを実際に実施するのは、どのタイミングが望ましいか?」 についてお話していきたいと思います。

居住中の一軒家・マンションをホームステージングする場合

現在居住中の家であっても、ホームステージングをすることは可能です(実施する会社によっては、制約がある場合もありますので、詳しくは依頼する会社にご相談ください)。

ホームステージングの準備にかかる期間は1週間ほど、と言われています。

ですので、実際に内覧が開始されるであろう時期から少しゆとりをもって、2週間前あたりからホームステージングが実施できるように業者への依頼を進めていくと良いでしょう。もちろん、その前に家の中の家具の整理や不要なものの処分は進めておいたほうがスムーズです。

ホームステージングの実施期間は、内覧期間中がターゲットですので、大体1~2ヶ月といったところでしょうか。

長引くとその分、ホームステージングで使用しているレンタル家具についてレンタル費がかかってしまうので、不動産会社との販促活動ともしっかり連携を取って、進めていくように意識しておいてください。

現在空き家の一軒家・マンションをホームステージングする場合

現在空き家の場合も、居住中の物件をホームステージングするときとほぼ同様のスケジュールで問題ありません。

内覧時期を起点に、内覧が開始される1~2週間前にホームステージングの準備に着手し、内覧が行われる間の1~2ヶ月を、実施期間とする、といったイメージです。

空きや物件の場合は、業者の方が物件に出入りできるよう、鍵の管理や立ち合いのタイミングなどを事前に明確にしてスケジューリングしておくと、よりスムーズに進行していけることでしょう。

ホームステージングは売却時に不動産会社に相談しよう

現在ホームステージングを検討している方は、「~~までに売却を完了させたい」といった、期限付きのアクションであることが殆どなのではないでしょうか。

査定審査や不動産会社の仲介、次に住む家の手配、準備等、売却までにやることが多い中「ホームステージングまで手が回らない!」となるケースも多いようです。

その際にお薦めしたいのが、「不動産一括査定サイト」を利用しつつ、売買の仲介と合わせてホームステージングサービスを実施してくれる不動産会社をいくつかピックアップし、その中から実績・経験面で信頼できる不動産会社を選んでいくという方法です。

不動産一括査定サイトとは、その名の通り「物件の査定を複数の不動産に一括でお願いできる」サービスです。

サイトに対象の物件情報を登録するだけで、複数の不動産会社から査定額と合わせて、仲介の案内を受けることができます。

登録の際に、併せて「ホームステージングを希望」することを伝えておけば、各不動産会社の方でもそれに合わせての提案・営業をしてくることでしょう。

もちろん、ホームステージングの実施が可能かどうかだけでなく、査定額と営業担当のタイプ、対応を観ながら、アプローチしてくる複数の不動産会社の中から「この不動産会社にお願いしたい」というパートナーを選定していくことが大切です。

不動産一括査定サイトは、多くの会社で運営されています。

初めて不動産一括査定サイトを利用される際は、実績も豊富で、かつ全国地域対応の不動産一括査定サービス「イエイ」がオススメです。

初めての「不動産一括査定」をするときの、オススメのサービス

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サービス名 イエイ
審査対象 マンション、一戸建て、土地、ビル一室、一棟マンション、一棟アパート、一棟ビル、店舗・事務所、工場・倉庫、その他
登録業者数 300万人
選べる業者数 1000社以上
入力に掛る時間 1分
対応地域 全国
運営会社 株式会社Q

 

ホームステージングは、売り手にも買い手にもメリットのある施策 (まとめ)

ここまでお読みになられて、いかがでしたでしょうか。

そもそも、「ホームステージングの目的は何か」というと、以下の3点にまとめることができます。

・物件を希望額通り、もしくは可能な限り高く売りたい
・内覧時、および販促時の物件写真を他の競合物件より目立たせたい(印象を深めさせたい)
・売却をスムーズに、かつ期間を短縮したい

日本でホームステージングの普及が欧米諸国として後進状態であったのは、過去において日本は「一軒家・マンション購入は新築が主流」という風潮があったことが大きな理由の一つとして挙げられるでしょう。

ですが、不動産物件の増加に伴い、国内の空き家数が増えてきている昨今において、中古物件への注目は今後一層高まってくることが予想されます。

それに伴い、ホームステージングを活用しての中古物件の売買は、これから盛んになってくることでしょう。

中古の一軒家・マンションを「なるべくで高く、早く売りたい」というのは、誰もが思う自然の感情です。

ですが、ただそう「思うだけ」では実現はされません。物件の魅力をより伝えていくための一つの手段として、ホームステージングは、とても有効な施策と言えるのではないでしょうか。

家の売買は人生の中でも特に大きなライフイベントのひとつです。

皆さんが家の売買を実施するとき、今回の記事が少しでもお役に立てることを、心より願っています!