田舎の家でも売れる!実際の売却相場とスムーズに売るためのコツと注意点

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田舎の家でも売れる!実際の売却相場とスムーズに売るためのコツと注意点 田舎の家でも売れる!実際の売却相場とスムーズに売るためのコツと注意点

田舎や地方にある田舎の家は、需要もなくなかなか売れないと話す人もいます。

確かに都心部に人口がどんどん集まり、地方や田舎は人がどんどん離れていっています。

ただし、一方で田舎暮らしというのも密かにブームになっています。

田舎の家もしっかりと戦略を組めば売ることが可能。

今回は田舎の家を売る方法について解説しています。

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1.田舎の家でも売れている

田舎の家は、確かに売るのが難しくなっていますが、絶対売れないわけではありません。

最初に「田舎の家でも本当に売れているのか」という点につき、きちんと事例をもって確認したいと思います。

実際に売れている田舎の家の売却相場

2019年3月にgooランキングが行った「「都会」のイメージから最も遠い都道府県ランキング」では、青森県が1位となっています。

イメージランキングでは青森が最も田舎ということですので、筆者の方で青森県における過去1年間に成約した戸建ての事例を独自調査しました。

調査対象は、青森の中でもさらに売却しにくい「築40年超」物件をピックアップしています。

媒介契約価格新築年築年数販売期間
専任600万円1979年41年不明
専任450万円1972年48年4ヶ月
専任1,200万円1972年48年1ヶ月
専任980万円1969年51年1ヶ月
専任200万円1961年59年3ヶ月
専任1,100万円1977年43年3ヶ月
専属350万円1967年53年22ヶ月
専属1,410万円1933年87年10ヶ月
専属1,100万円1979年41年3ヶ月
専属650万円1979年41年3ヶ月
専属280万円1978年42年2ヶ月
一般170万円1960年60年13ヶ月
一般840万円1979年41年3ヶ月
一般580万円1962年58年7ヶ月
一般800万円1969年51年1ヶ月

金額は思いのほか高かったので意外でした。

築40年超の戸建てでも平均にすると714万円で売れています。

また、販売期間も平均で約5.4ヶ月であり、それほど長くありません。

22ヶ月という異常に長い物件もあるものの、その他は3ヶ月以内の物件が多く、思いのほかすんなりと売却できています。

田舎の物件であっても、売れないというわけではなく、きちんとした対応を行えば「売れる」ということです。

田舎の家が売れる5つの理由

では、田舎の家でも売れるケースにはどのような場合があるのでしょうか。

田舎の家が売れる理由としては、以下のような購入ニーズがあるからです。

田舎の家でも売れる5つの理由

  1. 地元住民が購入する
  2. 子供が喘息で引っ越してくる
  3. フリーランスが気に入って住む
  4. 二地域住居用物件として購入する
  5. 民泊物件として購入する

地元住民が購入する

田舎の家が買われるケースとして最も多いのが、1つ目の「地元住民が購入する」ケース。

地元住民が、元々の家が手狭になったため買い替えたり、隣地所有者が敷地を広くするために購入したりするニーズがあります。

田舎でも若い人がゼロではないので、常に一定の購入ニーズは存在します。

子供が喘息で引っ越してくる

2つ目としては、「子供が喘息で引っ越してくる」ケース。

これは昔からある空気の良い田舎ならでのニーズとなります。

都会で喘息になってしまった低学年の子供がいる世帯が家族ごと引っ越してくるパターン

田舎の人なら、子供の頃、同級生に1~2人は都会から来た子がいた記憶があると思います。

フリーランスが気に入って住む

3つ目は、「フリーランスが気に入って住む」ケース。

近年は仕事をすべてインターネット上でこなすノマドワーカー(放牧民のような働き方をする人)が増えています。

ノマドワーカーは全国どこでも仕事ができるため、気に入った田舎を購入することがあります。

筆者の知人であるCGデザイナーも旅行中に岡山の田舎が気に入り、そのまま家を購入して住んでしまいました。

ノマドワーカーは増えていますので、今後はこのような購入ニーズも増えるものと期待されます。

二地域住居用物件として購入する

4つ目としては、「二地域住居用物件として購入する」ケース。

二地域住居とは、都会に暮らす人が、週末や一年のうちの一定期間を農山漁村で暮らすライフスタイル

田舎暮らしに興味はあっても、仕事の都合で田舎に定住できない人も一定数存在し、そのような人が二地域住居を行っています。

筆者の知人に都内で働く証券マンがいますが、その知人も二地域住居のために千葉県の田舎の家を購入しました。

週末は、趣味のDIY(Do It Yourself)によって、一年以上かけながら家を改修しています。

民泊物件として購入する

5つ目としては、「民泊物件として購入する」ケース。

全国で民泊が合法的にできるようになったことから、田舎の空き家を民泊の投資物件として購入するケースが増えています。

近隣に観光資源があれば、やり方次第で高利回り物件にすることができます。

観光資源がある場合、宿泊料は都内の民泊よりも高いケースがあり、かつ、物件価格は非常に安いので投資物件としての魅力があるのです。

2.田舎の家を売るための効果的な3つのアピールポイント

田舎の家には、都会の物件にないアピールポイントがあります。

田舎の家を売るときは、以下の点をアピールすることが必要です。

田舎の家を売るための効果的な3つのアピールポイント

  1. 価格の安さ
  2. 土地の広さ
  3. 自然の豊かさ

価格の安さ

1つ目としては、「価格の安さ」。

売主からすると安く売りたくないという気持ちもありますが、買主は安さを求めて田舎の物件を購入しにきます。

そのため、田舎の物件なのに高いと、期待外れということになり、購入してくれません。

買主からすると、田舎の物件の最大の魅力は「安さ」なので、高い金額を付けることはご法度です。

土地の広さ

2つ目としては、「土地の広さ」があります。

土地の広さも安さに通じる部分ですが、値段の割に土地が広いのが田舎の家の魅力。

土地の広い物件は、その広さを十分にアピールし、小分けにせず広い土地のまま売ることをオススメします。

自然の豊かさ

3つ目としては、「自然の豊かさ」です。

地元住民以外の人は、ほぼ100%「自然の豊かさ」を目的に購入します。

田舎の人には価値がないと思える自然でも、都会の人からするとかけがえのない価値と感じている場合もあります。

「近くに清流が流れています」みたいな情報は、買主の心を捉えますので、ぜひアピールするようにしましょう。

3.査定してもらうときのポイント

田舎の家を売るときも、まずは最初に査定が必要です。

ここでは、田舎の家と売る際の査定時のポイントについて解説します。

価格がゼロでないこと

田舎の家の査定依頼をしたときは、「価格がゼロでないこと」を確認することが第一歩。

価格がゼロでないということは、「売れる」ということですので、必ず売却できることを意味します。

査定する側からすると、本当に売れない家は価格が付けられないため、査定価格がゼロになります。

査定価格がゼロでなければ必ず売れるということですので、諦めずに売却活動を続けるようにしてください。

査定で価格がゼロになってしまうケースとしては、例えば取壊し費用が更地価格を上回っているような場合

古い建物で取壊し前提の場合、取引価格は「更地価格から取り壊し費用を工事した価格」がベースとなります。

しかしながら、取壊し費用が更地価格よりも大きくなるようなケースでは、「更地価格から取り壊し費用を工事した価格」がマイナスとなってしまうため、査定ができません。

よって、このようなケースでは査定価格がゼロとなります。

冒頭に紹介した青森県の事例でも、築60年の物件で170万円というものがありました。

やはり不動産価格なので、売れる物件であれば、どんなに低くても査定価格は100万円以上にはなるはず。

田舎の家を売るときは、まずは複数社に査定とり、一定以上の価格があることを確認することから始めるようにしましょう。

複数社に査定を取るには不動産一括査定が便利です。

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その際に、併せて営業担当の対応や人間性を確認しながら不動産会社を選定していくのです。

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ただし、不動産一括査定は1つだけではなく、国内に複数存在しています。

ここからはオススメの不動産一括査定を紹介します。

田舎の家は不動産一括査定を併用する

田舎の家は不動産会社もなかなか相手してくれないことが多いです。

そこでここでのポイントはなるべく多くの不動産会社に査定をしてもらうこと。

1つの不動産一括査定使うよりも、2つ、3つの不動産一括査定を併用することでより多くの不動産会社を見つけることができます。

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しかも一括査定は「机上査定」を選択することができるためメールで査定額をもらうことが可能です。

オススメの一括査定サイトは「HOME4U」「イエウール」や「HOME'S不動産売却」を併用することです。

これらの一括査定サイトは大手から中小、地域密着の不動産会社まで幅広く依頼ができます。

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近隣の売買事例を聞くこと

田舎の家を売るときは、不動産会社に「近隣の売買事例を聞くこと」が重要。

近隣の売買事例の確認は、不動産会社選びにも役立つ情報ですので、必ず聞くようにしてください。

スラスラ答えられるような不動産会社なら、田舎でも取引実績が豊富ですし、地元の相場にも精通していますので、安心して売却を任せることができます。

一方で、事例を聞いても答えに窮するような不動産会社は、田舎の物件の売却に慣れていません。

このような不動産会社は、査定価格の根拠も薄いですし、売却を依頼してもなかなか売れないといったことも起こり得ます。

近隣の売買事例を確認すると、不動産会社の力量が一発で分かりますので、訪問査定の際は必ず確認するようにしましょう。

取り壊すべきか確認すること

田舎の家が古い場合、「取り壊すべきか確認する」ことが重要。

冒頭の青森県の事例を見ても分かる通り、築40年超の家であっても売れている家は売れています。

そのため、取壊しについては、売主で安易に判断するのではなく、一度不動産会社に見てもらい、意見を聞いた上で決めることをオススメします。

例えば、「更地価格から取り壊し費用を工事した価格」がマイナスとなってしまうようなケースでは、取り壊さないと売れないため、取壊した方が良いと判断することができます。

しかしながら、このような判断も査定を取ってみない限りわかりません。

戸建ての取り壊し費用は、一般的に150万円程度かかります。

取り壊さずに売れる物件を安易に壊してしまうと、150万円を無駄にすることになります。

取壊しについては素人判断をせず、必ず複数の不動産会社に意見を聞き、判断するようにしましょう。

取り壊し費用については下記記事でさらに詳しく説明しています。

活用を考えるならHOME4U土地活用を利用する

もし売却のみではなくて、賃貸などの活用を検討するなら「HOME4U土地活用」がオススメです。

HOME4U土地活用は、NTTグループが運営するサービス。

一括で複数社の活用プランが届く便利なサービスです。

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もし売却だけではなくて、賃貸等の活用も検討するならぜひ利用してみましょう。

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田舎の家の活用については下記記事でさらに詳しく説明しています。

4.田舎の家をスムーズに売却するコツと注意点

最後に田舎の家の売却方法について解説します。

適正な価格を付けること

田舎の家は、適正な価格を付けることがポイントです。

買主からすると、田舎の家は安さに魅力があるため、高いとなかなか購入してくれません。

田舎の物件でも適正な値段を付ければ必ず売れますので、欲をかかずに高過ぎない値段を付けることがコツになります。

田舎の物件で複数の不動産会社に査定を依頼した場合、不動産会社は査定価格ではなく「地元の相場に精通している」ことが選ぶポイント

近隣の売買事例をスラスラ答えられるような不動産会社が確実に売ってくれる不動産会社になりますので、近隣の売買事例は必ず聞くようにしてください。

掃除を徹底すること

田舎の家を売る前は、掃除を徹底することが重要です。

汚過ぎると、売れる状態とは言えないので、ピカピカにして「売り物」にするようにしてください。

長期間空き家となっている場合には、ハウスクリーニング業者等に依頼して、丸ごと清掃するのが良いでしょう。

庭の手入れをすること

売却前は庭の手入れをすることが重要です。

田舎の家は、空き家で長期間放置されていると、庭が草ボウボウになっています。

庭の手入れが悪いと、せっかくの広い土地の価値が半減します。

広い土地の荷力を十分にアピールするには、庭が手入れの行き届いた状態であることが必要です。

庭は、売れるまで頑張って定期的に手入れをするようにしてください。

使えそうなものは残しておくこと

田舎の家は、使えそうなものは残しておくこともポイントです。

例えば、蔵や倉庫、離れ、庭石、池、菜園等、田舎の家には都会の家にはない附属物があります。

これらの附属物は、価値を上げてくれるアイテムなので、壊さずに残しておきます。

買主が「これは不要ですので壊してください」という条件を出してくるまでは、壊さずに残しておいた方が無難です。

5.まとめ

田舎の家を売る方法について解説してきました、

田舎はだんだん物件が売れなくなってきていますが、まだ値段を調整すれば売れる段階です。

絶対売れないことはないので、適正な価格をつけて、家を綺麗な状態にしてから売り出すようにしましょう。

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合同会社ラビッツ 石川貴裕

IT会社で勤務しながら、親族の会社で不動産仲介を経験。専門用語が多く初心者に優しくないサイトが多いと感じて不動産メディアを多数立ち上げる。

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