ホームステージングとは?必要性や費用・もっと効果的な代替案も解説

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日本では馴染みがありませんが、家を高く売る売却テクニックに「ホームステージング」があります。

ホームステージングは、まだ日本には浸透していないため、聞いたこともない人も多いのではないでしょうか。

ホームステージングが気になっている人が悩める疑問

  • 「ホームステージングってそもそも何なの?」
  • 「ホームステージングした方が売れるの?」
  • 「ホームステージングっていくらくらいかかるの?」

そこでこの記事では、「ホームステージング」にフォーカスしてお伝えします。

この記事を読むことであなたは、ホームステージングの必要性や費用、効果的な代替案について知ることができます。

ぜひ最後までご覧ください。

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1.ホームステージングとは

ホームステージングとは、売却する家をモデルルームのように見せる演出のこと

ホームは「家」、ステージングは「演出」という意味になります。

ホームステージングには、内覧時に購入希望者に家を良く見せる販売手法です。

新築マンションであれば、昔から当然に行われていることですが、その演出を中古住宅の販売に適用したサービスがホームステージングになります。

ホームステージングは、原則として空き家の状態の演出を基本としています。

住みながら家を売る場合のホームステージングサービスもありますが、料金が割高となっていることが多いです。

そのため、住み替えで「売り先行」を選択する人にとっては、少し利用しにくいサービスとなります。

売り先行とは

買い替え・住み替えには、売却を先に行う「売り先行」と、購入を先に行う「買い先行」の2種類があります。

売り先行は、売却した資金を次に購入する物件の資金に充当することができるため、経済的な負担が軽くなるというメリットがあります。

ただし、売り先行は住みながら売却するため、売りにくいというデメリットがあります。

一方で、買い先行は、購入物件をじっくり探すことができ、また空き家の状態で売却することができるため売却しやすいというメリットがります。

ただし、売却物件に住宅ローンが残っている場合には、購入物件との二重ローンが発生するため経済的負担が重くなるというデメリットがあります。

売りやすさだけを見比べると、売り先行は売りにくく、買い先行は売りやすいという関係にあります。

売り先行のように住みながら家を売る場合、内覧時に「家が汚い」「家具がダサい」「生活感・雑多感が溢れている」等の理由で家の印象が悪くなり、売りにくくなります。

そのため、売り先行こそホームステージングを利用したいところですが、住みながらホームステージングを行う場合、一時的に家具の入替とレンタルを行うことになり、非常に手間が煩雑となります。

家具をレンタルしたまま、当面生活できるというサービスもありますが、基本的には家具の搬出入の人件費と、保有している家具の保管料がかさむため、料金が割高となり、使いにくいという実態があります。

買い先行は家をスッキリ綺麗に見せられる

一方で、買い先行のような空き家の状態で家を売る場合、「がらんどう」ですが家をスッキリ綺麗に見せることができます。

そのため、がらんどうの状態は、元々、売りやすい状態にあります。

ホームステージングは、元々売りやすい状態の家を、さらにお金をかけて演出するというイメージになります。

ホームステージングについては、その必要性を十分に見極めて実施するようにしましょう。

以上、ここまでホームステージングについて見てきました。

ホームステージングはアメリカでは一般的に普及しています。

そこで次に、アメリカとの違いについて解説いたします。

2.不動産売却における日本とアメリカとの違い

アメリカでは、中古不動産の売却でホームステージングが割と広く用いられています。

ホームステージングは最近日本に輸入されてきた中古住宅の販売手法と言って良いでしょう。

アメリカではホームステージングが流行っている理由には、日本とは異なる不動産市場があります。

日本の常識からすると少し考えにくいのですが、アメリカは中古不動産の価格が日本のように下がりません。

極端な言い方をすると、3,000万円で購入した中古戸建を、20年後に売却しても3,000万円で売れるのがアメリカの中古住宅市場です。

アメリカでは日本のように土地の所有権という概念もなく、「建物付きの土地」を不動産として扱っています。

日本では、土地の所有権に過大な価値が置かれていますが、国土の広いアメリカでは、土地にそれほどの価値が見出されません。

建物がしっかりと管理されていれば、その建物には価値があるものと見なされ、築年数が加わっても価格が維持されます。

  • アメリカでは、3,000万円で購入した物件を3,000万円で売れるため、売主にホームステージングのようなものにお金をかけられるだけの余裕があります。
  • 日本では、3,000万円で購入した物件が1,000万円くらいになっていることが多いため、売主がわざわざお金をかけてまでホームステージングをする余裕がありません。

日本の場合、どんなに建物を綺麗に管理していたとしても、戸建てなら築25年で価値がゼロのなってしまう現実があります。

価値がゼロとなっているものにわざわざホームステージングをやる意味がないため、日本でホームステージングを行うと、費用が無駄になってしまう可能性があります。

日本でホームステージングが普及していくには、中古不動産の価格が大きく下がらない環境が必要であり、まだまだ浸透していかないものと思われます。

以上、ここまでアメリカとの違いについて見てきました。

では、ホームステージングは本当に必要なのでしょうか。

そこで次に、ホームステージングの必要性について解説いたします。

3.ホームステージングは無理に行う必要なし

結論からすると、ホームステージングは、無理にやる必要はないということになります。

ホームステージングは、原則として空き家となっている不動産が前提です。

空き家の不動産は、住みながら売るよりも売却しやすいはずのため、無理にお金を投じてホームステージングを行う必要はありません。

また、同じ空き家でも、田舎の空き家のように全く売れない空き家も存在します。

このような空き家は元々の市場性がないため、ホームステージングをやったところで売却できるようにはならないです。

一方で、住みながら家を売る場合のホームステージングは、一定の効果は期待できるものの、ホームステージングの金額が割高です。

空き家であれば、販売期間中、ずっとホームステージングをやりっ放しという対応ができますが、住みながら売却する場合には、ホームステージングをやる時期とやらない時期が発生してしまいます。

たまたまホームステージングをやった時期に来た内覧者が最終的な買主になれば無駄ではありませんが、ホームステージングをやっていない時期に来た内覧者が最終的な買主になることもあります。

家具を一定期間レンタルする方法もありますが、基本的にホームステージングの家具は部屋を広く見せるために小さい家具で揃えています。

また、オシャレにするためにシンプルな作りの家具が多く、使いにくい家具もあります。

住みながら家を売却する場合には、ホームステージングを行うよりは、まず家の中を片付けることをオススメします。

モノを捨てるだけでもかなりスッキリしますので、生活感・雑然感を無くすことができます。

お金をかけずとも、家をある程度印象良く見せることは可能です。

いずれにしても、ホームステージングは無理に実施する必要はありません。

ホームステージングには、費用対効果が見えにくく、ホームステージングをやったから高く売れたのか、もしくは別の理由で高く売れたのかが分かりにくいという性質があります。

迷っているようであれば、やめても構わないでしょう。

内覧については下記記事で詳しく解説しています。

以上、ここまでホームステージングの必要性について見てきました。

では、ホームステージングにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

そこで次に、ホームステージングの費用について解説いたします。

4.ホームステージングの費用相場は5~30万程度

ホームステージングの費用は、空き家の場合、概ね17万円~30万円程度です。

ホームステージングの金額は、家具や装飾品(生花など)の内容によって異なります。

家具のレンタル期間は3ヶ月程度です。

一方で、住みながら家を売る場合、ホームステージング費用は4時間で5万円程度です。

空き家の場合は3ヶ月でも最大30万円程度なので、住みながら家を売る場合、かなり割高なことが分かります。

コスト面からすると、ホームステージングは空き家の売却で利用するというのが現実的です。

以上、ここまでホームステージングの費用について解説いたしました。

ホームステージングをやるぐらいなら、インスペクションをやった方がおススメです。

そこで次に、インスペクションについて解説いたします。

5.ホームステージングよりインスペクションがオススメ

インスペクションとは、「視察・検査」の意味で、建物の専門家による目視や計測等によって、住宅の劣化や性能低下の有無について調査すること

2018年4月以降の住宅の売却では、不動産会社からインスペクションの希望の有無を聞かれる等になっています。

インスペクションは建物の専門家による調査であり、合格すると、問題の無い建物であることのお墨付きをもらえることができます。

買主に安心感を与えることができるため、メリットがあります。

公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会では、2017年3月に土地・住宅に関する消費者アンケート調査を行っています。

アンケートによると、インスペクションの利用効果は以下の通りです。

インスペクションの利用効果

アンケートでも分かるように、インスペクションをやると、「高く売れる」「早く売れる」ということが分かります。

インスペクションの費用は5万円程度です。

ホームステージングよりも金額が安いですが、効果は高いです。

ホームステージングにかける費用があれば、インスペクションをやった方が早く高く売れますので、お金をかけるならインスペクションを選択した方が良いでしょう。

以上、インスペクションについてお伝えしました。

インスペクションについては下記記事でさらに詳しく解説しています。

もう1点、不動産を高く早く売却するために欠かせないサービスがあります。

それが不動産一括査定です。

不動産一括査定を使って信頼できる不動産会社を探す

不動産一括査定とは、その名の通り「不動産の査定相談を複数の不動産に一度でお願いできるWEBサイト(サービス)」。

不動産一括査定サイトのイメージ

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PC、スマホのWEB画面から簡単な情報を入力するだけで、その日のうちに複数の不動産会社から物件の簡易査定額と併せて、メール等でのコミュニケーションをとることが可能です。

その際に、併せて営業担当の対応や人間性を確認しながら不動産会社を選定していくのです。

不動産一括査定の利用は無料です

ただし、不動産一括査定は1つだけではなく、国内に複数存在しています。

ここからはオススメの不動産一括査定を紹介します。

不動産のプロが厳選する!不動産一括査定のオススメ4サイト

ここからは、筆者が厳選したオススメの不動産一括査定4サイトを紹介。

筆者の厳選基準は下記3つ。

オススメの不動産一括査定サイトの基準は3つ

  • 運営会社の母体がしっかりしているか
  • 不動産会社をしっかり審査しているのか
  • 利用者が多いのか

さて、それでは各不動産一括査定サイトをオススメ順に特徴とポイントを紹介していきます。

オススメ1.NTTグループで安心運営!「HOME4U」

HOME4Uの特徴

プライバシーマークを取得している、安心のNTTデータグループが運営する「HOME4U」。

日本で初めて不動産一括査定を始めたサイトで、18年の歴史を誇っています。

歴史がある分、利用者も多く累計35万人が利用。

それだけ、長く続けられているのも、支持されている証拠。

「なんでも相談窓口」のサポートデスクも用意されており、不動産売却に関する相談も可能です。

安心安全、信頼のサービスを利用したいユーザーには、ぴったりのwebサービスです。

※都心部の方は次に紹介する「すまいValue」も合わせて申し込みがオススメ。

HOME4Uのオススメポイント

  • 運営会社が上場企業かつ、運営暦18年。安心、信頼感がある。
  • 累計30万人が利用している安心実績。
  • 約1分の登録で、最大6社の査定価格を取り寄せられる。

HOME4U(ホームフォーユー)の公式サイトはこちら

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【朗報】一都三県・大阪・兵庫なら「SREソニー不動産(※旧ソニー不動産)」も同時申し込みがオススメ

SRE不動産の特徴

AV機器や銀行・保険などで有名なソニーが運営する「T_ソニー不動産」。

日本では数少ないエージェント制を採用。

エージェント制とは:両手仲介せず、売主の仲介に専念した制度のこと

多くの不動産会社の場合、「(売主の希望価格から)少し値下げすれば購入しても良い」という希望者が現れた場合、そこで調整しようという働きかけが発生します。

ですが、ソニー不動産の場合は、そこで買主獲得を急ぐのではなく、更に購入希望者を募り、売主の希望に合う買主を見つけようとするのです。

この働きかけの強さこそが、他の不動産会社にはない、SRE不動産参会者の特徴、そして強みであると言えるでしょう。

その証拠に「成約価格の納得度」「顧客志向」「サービスの先進性」の3つの項目で、仲介会社No.1を獲得。

SRE不動産は、主要な一括査定には参加していないので、一都三県の方は他の不動産会社と合わせて査定相談することをオススメします。

※SRE不動産は、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、大阪府、兵庫県のみの対応となっています。

SRE不動産のオススメポイント

  • 国内では数少ない売主のみに特化したエージェント制を採用!
  • 「成約価格の納得度」「顧客志向」「サービスの先進性」でNo.1
  • 安心のソニーグループが運営

SRE不動産(旧ソニー不動産)の公式サイトはこちら

60秒で無料相談!SRE不動産(旧ソニー不動産)公式サイトをチェック

※安心のソニーグループ運営、両手仲介なしの売主特化

オススメ3.最大手の不動産会社に唯一依頼ができる!「すまいValue」

すまいValueの特徴

すまいValue」は、国内最大手の不動産会社6社の共同運営による不動産一括査定サイトです。

「野村の仲介+」「住友不動産販売」「三井のリハウス」「東急リバブル」「三菱地所ハウスネット」「小田急不動産」といった大手不動産会社だけを対象に、仲介先を探すことができます。

この6社に依頼できるのは実はすまいValueのみ。

これらの最大手は、特に都心部は強いので、都心部の不動産売却を考えている人は、「すまいValue」に依頼はしておいた方がいいです。

最短60秒の簡単な入力で、大手不動産会社最大6社の査定結果から比較検討ができます。

すまいValueのオススメポイント

  • 国内最大手の不動産会社6社が直接運営!実績と信頼のある不動産会社のみに依頼できる
  • 6社の店舗数は全国に870店舗。年間の仲介成約数11万件以上!
  • トラブルなく安心・安全に取引出来た割合96.7%と安心感抜群

すまいValueの公式サイトはこちら

3分で最高額がわかる!すまいValueをチェック

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オススメ4.利用者1,000万人以上でNo.1「イエウール」

イエウールの特徴

イエウールは、不動産一括査定で利用者No.1のサービス。

No.1の理由は、参加している不動産会社の数。他の一括査定は1,000社前後が多いですが、イエウールは1,700社と一括査定No.1です。

つまり田舎や地方の方でも、しっかりと不動産会社を見つけることができます。

HOME4U」は大手や中堅の不動産会社は参加しているものの、地域密着の不動産会社の参加は実は少ないのです。

その点、イエウールは地域密着の不動産会社も多く参加しておりますので、田舎や地方の方でも安心して利用できます。

※都心部の方は「すまいValue」がオススメです。

イエウールのオススメポイント

  • 登録されている不動産会社数が1,700社以上と、他の不動産一括査定サイトNo.1
  • 累計利用者1,000万人以上は一括査定No.1
  • 一括査定後の見積もり比較のフォーマットが見やすい。

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オススメ5.投資用の物件を売却なら「リガイド」

リガイドの特徴

リガイド」は、以前は「SBI不動産一括査定 」と言ってSBIグループにて運用されていたサービスです。

運営企業自体も不動産取引に精通しているので、その点でも安心感を持てます。

ちなみに、サービス運用暦10年以上と、長年の実績と信頼を誇る、不動産一括査定サイトです。

リガイドの特徴としては、一回の査定依頼に対して最大10社までの不動産会社からの査定を受け取れるところ、そしてYahoo!やFacebookとも提携しており、入力時もそれらのサービスから情報を引き継げる利便性、などが挙げられます。

リガイドのオススメポイント

  • 一回の査定依頼に対して査定を受け取れる不動産会社数が多い(最大10社)。
  • 元SBIグループの信頼感、運営企業自体も不動産取引に精通している。
  • 不動産一括査定サイトの中でも、特に運用暦が長い、実績の豊富さ。

リガイドの公式サイトはこちら

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以上が筆者が厳選した4サイト。

それぞれ紹介した不動産一括査定を一覧表でまとめておきます。

比較項目HOME4UすまいValueイエウールリガイド
運営会社株式会社
エヌ・ティ・ティ・データ
すまいValue運営会社株式会社Speee株式会社ウェイブダッシュ
上場未上場未上場未上場未上場
運営暦
(サービス開始年)
17年
(2001年)
2年
(2016年10月)
4年
(2014年)
11年
(2006年)
参加している
不動産会社数
約1,300社大手6社のみ約1,700社約550社
査定可能な不動産・分譲マンション
・一戸建て
・土地
・ビル一室
・店舗・事務所・倉庫
・マンション一棟
・アパート一棟
・ビル一棟
・その他
・分譲マンション
・一戸建て
・土地
・一棟マンション
・一棟ビル
・一棟アパート
・その他
・分譲マンション
・一戸建て
・土地
・一棟アパート
・一棟マンション
・区分マンション
・一棟ビル
・区分所有ビル
・店舗・工場・倉庫
・農地
・その他
・マンション
・一戸建て
・土地
・アパート一棟
・マンション一棟
・事務所・店舗ビル一棟
・事務所・店舗ビル一室
・その他

最後にざっとまとめておきます。

【まとめ】不動産一括査定サイトのオススメ

不動産一括査定サイトは、無料で利用できますので、まずは申し込んで信頼できる不動産会社に査定相談をしてみることをオススメします。

不動産一括査定については下記記事でさらに詳しく解説しています。

まとめ

以上、ここまで、ホームステージングの必要性や費用、効果的な代替案について見てきました。

ホームステージングは無理に行う必要はありません。

インスペクションなど他の方法も併せて検討した上で、実施を決めるようにして下さい。

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合同会社ラビッツ 石川貴裕

IT会社で勤務しながら、親族の会社で不動産仲介を経験。専門用語が多く初心者に優しくないサイトが多いと感じて不動産メディアを多数立ち上げる。

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