家売却のハウスクリーニングっていつやるの?相場や無料で行う方法も紹介

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ハウスクリーニングした家は、売却の際、買い手に好印象を与えることができます。

しかし、ハウスクリーニングの費用やタイミングは、これといった基準があるわけではありません。

無駄に終わらせないためにも、ハウスクリーニングは一通りの知識をもってから実行した方が良いでしょう。

家売却でハウスクリーニングについて知りたいと思っている人の中には、

家売却のハウスクリーニングについての疑問

  • 「家を売る時のハウスクリーニングって、絶対しなきゃいけないの?」
  • 「ハウスクリーニングの費用はどのくらいなの?」
  • 「ハウスクリーニングは、いつすればいいの?」

等々の疑問をかかえている人も多いと思います。

そこでこの記事では、「家売却の際のハウスクリーニング」にフォーカスしてお伝えします。

この記事を読むことであなたは、家売却の際に、ハウスクリーニングをいつ行うのかということや、その相場、無料で行う方法について知ることができます。

ぜひ最後までご覧ください。

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本来ハウスクリーニングは必要ない

ハウスクリーニングとは、プロの清掃業者による家の掃除

家の売却を色々調べていくと、売却テクニックの一つに「ハウスクリーニングをしましょう」といった内容を見かけることがあります。

ハウスクリーニングは、以前は知る人ぞ知る売却のテクニックでしたが、今では普通に知れ渡るようになりました。

そのため、売却前にハウスクリーニングを実施する人は増えてきています。

家の売却方法を紹介する記事や本では、あたかもハウスクリーニングは当然に行うべきものと書かれているものも見かけますが、本来ハウスクリーニングは必要ありません

家を綺麗に使っていれば、ハウスクリーニングなどをしなくてもそのまま売却できます。

築20年くらいまでの物件なら、普段から掃除をしている人であれば、十分綺麗になっていることが多いです。

綺麗な家であれば、無理してハウスクリーニングを行う必要はないでしょう。

一方で、家は築20年を超すと、戸建てもマンションも徐々に売れにくくなっていきます。

また、築20年以内であっても、例えば駅から徒歩10分以上の物件など、立地条件の悪い家は売却しにくいです。

ハウスクリーニングは、このような売却しにくい物件こそ、積極的に検討すべきものといえます。

ハウスクリーニングは、家を高く売るテクニックというよりは、売りにくい物件を少しでも売りやすくするテクニックであると捉えた方が良いでしょう。

以上、ここまで本来ハウスクリーニングは必要ないということについて見てきました。

では、ハウスクリーニングをするとなったら、費用はどのくらいかかるのでしょうか。

そこで次に、ハウスクリーニング費用の相場について解説いたします。

ハウスクリーニング費用の相場

ハウスクリーニング費用は、通常、部位ごとによって金額が決まります。

金額は会社によってマチマチな部分もありますが、部位別の費用の一例を示すと以下のようになります。

清掃箇所金額清掃箇所金額
キッチン13,000円程度バスルーム10,000円程度
キッチン+汚れ防止コーティング16,000円程度バスルーム+汚れ防止コーティング13,000円程度
レンジフード9,000円程度鏡の水垢除去3,500円程度
ガスコンロ7,000円程度エプロン内清掃3,500円程度
魚焼きグリル4,000円程度洗面所4,000円程度
オーブンレンジ6,000円程度トイレ4,000円程度
窓ガラス(大1枚)3,000円程度部屋の掃除1h6,500円程度
窓ガラス(小1枚)2,000円程度バルコニー8,000円程度

以上、ここまでハウスクリーニング費用の相場について見てきました。

では、ハウスクリーニングの価格はどのようにして決まるのでしょうか。

そこで次に、実施する場所で価格が決まるということについて解説いたします。

ハウスクリーニングをするべきTOP3

よくハウスクリーニング費用の相場を聞かれることがありますが、前章で示したようにハウスクリーニングは部位ごとによって金額が決まるため、結局のところ、どこを実施するかの選択で価格が決まることになります。

家を売却する際のハウスクリーニングで、実施する効果のある部分は、キッチンやバス、トイレ、洗面所といった水回りです。

ハウスクリーニングはいくらかというよりは、実施する人の予算はいくらかの方が優先されます。

ハウスクリーニングを行う場合は、5~6万円かけて行う人が多いです。

5~6万円の範囲内で、重点的に実施したい部分だけを実施するという感じになります。

もちろん、全部をハウスクリーニングした方が効果はあるのかもしれませんが、そんなことをしたらお金がいくらあっても足りません。

予算を立てて、できる範囲の中でハウスクリーニングを実施すれば十分です。

優先的にハウスクリーニングを実施したい部分3つ

  1. キッチン
  2. バス
  3. トイレ

これらの水回りの部分は、特に古さの目立つ部分ですので、古い家ほど実施すると効果的です。

その他、自分の家の状態に応じて、汚れが気になる箇所を1箇所くらい行っておけば十分でしょう。

費用については、まず予算を立てて、その中で選択できるものを実施するようにしてください。

以上、ここまで実施する場所で価格が決まるということについて見てきました。

では、ハウスクリーニングはいつ行えば良いのでしょうか。

そこで次に、ハウスクリーニングのタイミングについて解説いたします。

ハウスクリーニングのタイミング

ハウスクリーニングは、内覧のために行います。

内覧とは購入希望者に家の中を見せる販売活動のこと

そのため、ハウスクリーニングを行うタイミングは、不動産会社に売却を依頼してから、内覧が始まる前までの間に実施するのがベストタイミングとなります。

内覧については下記記事で詳しく解説しています。

たまに不動産会社に査定を依頼する前にハウスクリーニングを使用する人がいますが、査定の前のハウスクリーニングは不要です。

不動産会社にとっては、査定前にハウスクリーニングがされていようと、されていまいと関係がないので、ご安心ください。

掃除して綺麗になっているということは、物件の本質的な価値ではないため、査定額には特に影響はしないです。

「綺麗に使っていらっしゃいますね」とは言われるかもしれません、だからといって査定価格が上がったり下がったりということはありません。

むしろ、査定前はハウスクリーニングをせず、不動産会社に「ハウスクリーニングはした方が良いか」と聞くことをオススメします。

場合によっては、「これだけ綺麗に使っていればハウスクリーニングをしなくても十分ですよ」と言われる可能性もあります。

また、「キッチンだけはこの辺りの汚れが目立つのでやった方が良いですね」とアドバイスをもらえることもあります。

実際に不動産会社に見てもらい、アドバイスを受けてから実施した方が無駄はありません。

引渡し前はハウスクリーニングを行うべき?

一方で、売却が決まり、引渡の前にハウスクリーニングをすべきかどうか悩む人もいます。

「立つ鳥跡を濁さず」という意味では素晴らしい対応ですが、売却が決まった後であれば、ハウスクリーニングの必要性は低いです。

ただ、綺麗にして渡すという心掛けは良いことですので、やるとすれば自分で掃除するレベルで十分でしょう。

以上、ここまでハウスクリーニングのタイミングについて見てきました。

なお、ハウスクリーニング費用は、譲渡所得を計算する上での費用として認められます。そこで次に、領収書は確定申告まで取っておくことについて解説いたします。

領収書は確定申告まで取っておくこと

ハウスクリーニングを実施した場合、その領収書は確定申告まで取っておいてください。

ハウスクリーニングの費用は譲渡費用として認められます

家の売却で譲渡所得が発生した場合には、それぞれに所得税及び住民税、復興特別所得税が発生することになります。

譲渡所得とは、以下の計算式で表される所得

譲渡所得 = 譲渡価額 - 取得費 - 譲渡費用

・譲渡価額…売却額
・取得費 …土地は購入価額、建物は購入価額から減価償却費を控除した額
・譲渡費用…仲介手数料等の売却に要した費用

譲渡費用が大きくなると、譲渡所得が小さくなりますので、節税することができます。

ハウスクリーニング費用は譲渡費用に含めることができますので、節税効果があります。

ただし、譲渡費用として認められるには、領収書の日付が重要です。

費用として認められるものは、原則として、不動産会社に仲介を依頼した後の領収書となります。

不動産会社に仲介を依頼したときに行う契約を「媒介契約」と呼びます。

ハウスクリーニングの費用は、媒介契約日以降に実施されているものだと、経費として認められやすいです。

税務署に費用として認めさせるためにも、ハウスクリーニングは媒介契約締結後、内覧の前の間に実施するようにしてください。

不動産売却時の費用や確定申告については下記記事で詳しく解説しています。

以上、ここまで領収書は確定申告まで取っておくことについて見てきました。

では、ハウスクリーニングにお金をかけないで行う方法はないのでしょうか。

そこで次に、ハウスクリーニングを無料で行う方法について解説いたします。

ハウスクリーニングを無料で行う方法

ハウスクリーニングは無料で行う方法もあります。

近年は不動産会社が媒介契約を取るために、仲介サービスの差別化を図っています。

不動産会社によっては、専任媒介または専属専任媒介を締結すると、ハウスクリーニングを無料で実施してくれる会社もあります。

媒介契約は3種類

  1. 専属専任媒介契約
  2. 専任媒介契約
  3. 般媒介契約

専任媒介や専属専任媒介は、いずれも1社にしか仲介を依頼することができない契約です。

専属専任媒介では、さらに自己発見取引と呼ばれる自分で買主を見つけてくる行為も禁止されています。

一般媒介とは複数の不動産会社に仲介を依頼することができる契約

専任媒介または専属専任媒介は、不動産会社が売主を独占できる契約ですので、不動産会社にとっては有利な契約となります。

そのため、各社、専任媒介または専属専任媒介を締結するために、様々な無料の付随サービスを提供しています。

不動産会社にもよりますが、専任媒介または専属専任媒介を条件にハウスクリーニングを無料で行ってくれる不動産会社も多いです。

不動産会社を選ぶ際は、このような無料サービスを参考に選ぶのも一つです。

ハウスクリーニングを無料で実施したい場合には、ハウスクリーニングの無料サービスを提供している不動産会社を選ぶのが良いでしょう。

媒介契約については下記記事で詳しく解説しています。

まとめ

以上、ここまで、家売却の際に、ハウスクリーニングをいつ行うのかということや、その相場、無料で行う方法について見てきました。

ハウスクリーニングは必須ではありませんが、実施すると家が売りやすくなります。

費用は自分で予算を決めて、その範囲内で行うのが通常です。

不動産会社によっては無料サービスを提供している会社もありますので、不動産会社選びの際に参考にしてみてください。

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合同会社ラビッツ 石川貴裕

IT会社で勤務しながら、親族の会社で不動産仲介を経験。専門用語が多く初心者に優しくないサイトが多いと感じて不動産メディアを多数立ち上げる。

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